「木婚式」という言葉を耳にしたことはありますか？

 

結婚記念日は夫婦二人の絆を確かめ合うための大切な日。

何度目を迎えても大切な日ではありますが、特に５年目の結婚記念日が重要な意味を持つことを知っていますか。

結婚して５年目の記念日は『木婚式』（きこんしき、もっこんしき）と呼ばれ、夫婦となった二人にとって大きな節目となる大切な日です。

1年目の記念日は紙婚式、2年目の記念日は綿婚式と呼ばれています。

結婚が５年目になると新婚の時期は終わって、夫婦がまるで１本の木のように大地に根を下ろしていく様子を表しています。

また、5年目は、4年目よりもさらに夫婦の絆を深めてまるで2人が1本の木のようにひとつになり、将来を見据えて歩いていこう、という意味も込められているとも言われています。

そんな木にちなんで木婚式と名付けられました。

結婚５年目の木婚式はとっても特別な1日です。

「普段忙しくてなかなかお祝いしたことがない」というご夫婦も、５年目という大きな節目を意識して素敵なプレゼントや旅行などでお祝いするのがおすすめですよ。

今では結婚記念日にプレゼントを用意してお祝いするご夫婦は多いと思います。

しかし結婚記念日に、記念となるアイテムを贈り合うのは元々は欧米の習慣であり、日本では後から伝わった慣わしなのです。

では、５年目の結婚記念日「木婚式」に贈るプレゼントの選び方はどのように考えたら良いのでしょうか。

特におすすめなのは木製のアイテムを贈ることです。

「木婚式」という名前にちなんで、木製のプレゼントを贈るのが定番です。

例えば、木製のアクセサリーや食器、時計などが人気を集めている他、ペアの箸や器、キーホルダー

など日頃からお揃いで使える商品もよく選ばれています。

 

しかし一番は相手の喜ぶ贈り物を選ぶことでしょう。

素材に拘らずお互いが欲しいものや、旅行や食事などの体験ギフトを贈り合う夫婦も増えています。

長年連れ添っている大切なパートナーだからこそ、相手が喜ぶものを、じっくりと考えて準備しましょう。

 

たとえば夫へ贈るプレゼントなら、実用的なものを選ぶのがおすすめです。

男性は日常で使うものや仕事で活躍するものを好む人も多く、会社で「おしゃれ！」と褒められるようなハイセンスなものだと喜ばれるでしょう。

また、日々の生活を豊かにする家電など、あったら便利なアイテムなどもおすすめです。最近はメンズスキンケア商品なども注目を集めているので、興味のある旦那さんには候補に入れてみるのも良いですね。

 

また、妻へ贈るプレゼントなら「自分のために時間をかけて考えてくれた」と感じられる特別感のあるものを選びましょう。特別なオーダーメイドのアクセサリーやアイテム、メディアやSNSで話題のものをリサーチして贈ると良いでしょう。

いつも身につけていられるアクセサリーや豪華な花束は、女心がときめくプレゼントの定番ですね。

「わたしの好きなものや好みをわかってくれている」と感じてもらえると、より一層喜んでもらえることでしょう。

 

「木婚式」として節目である５年目の結婚記念日は、毎年の結婚記念日よりもさらに特別な1日にしたい大切な日です。

木婚式であっても必ず木製のアイテムをプレゼントに選ぶ必要はなく、パートナーが喜んでくれるものをしっかりと吟味してみて下さいね。

節目として思い出の残る1日にすれば、１０年目、１５年目の記念日にも毎年思い出話に花が咲くことでしょう。