プロポーズリングについて 婚約指輪との違いやメリット
「プロポーズリング」を耳にしたことはありますでしょうか。
ジュエリーショップが用意している、プロポーズ専用の指輪のこと。
婚約指輪(エンゲージリング)とは別物で、結婚を申し込むプロポーズ時に渡すための指輪です。
プロポーズリングを使ってプロポーズした後、後日改めて彼女と一緒に婚約指輪を選びに行くというのが基本的な流れになります。
プロポーズリングは婚約指輪の一時的な代わりとして贈られるものなので、
婚約指輪と比べると金額、素材、納期などの様々な違いがありますのでご紹介していきます。
素材や種類
プロポーズリングには、シルバーなどのリングに人工ダイヤを乗せたダミーリングや、
ダイヤのルース(石)だけを選んで指輪型の枠に入れて贈り、後日好みのデザインに加工できるものもあります。
また、シンプルな婚約指輪をプロポーズリングとして購入した後、後日彼女の好みのリングと交換できるものもあり、素材や種類は様々です。
サイズに関しては大きめに作られているものもあれば、アジャスターでサイズ調整できるものもあります。ジュエリーショップによって品揃えやサービス内容が異なるので、様々なショップを見比べて決めることが大切です。
反対に、婚約指輪はリング部分にプラチナやゴールドなどの貴金属が使用され、ダイヤモンドがあしらわれているものが主流です。
ダイヤモンドは最も固い天然鉱物の1つであり、長い年月を経ても変色せずに変わらず輝き続ける宝石だと言われています。このことから、いつまでも壊れることのない固い絆や、永遠の愛を誓うにはぴったりの宝石なのです。
デザインの種類は様々あり、サイズも0.5号~1号単位で調整が可能です。
金額の違い
プロポーズリングは1万円前後のものから10万円を超えるものまで、種類によって金額も様々です。
シルバーのリングにキュービックジルコニア(人工石)などが使われているものが多いので、婚約指輪に比べると安価になる傾向があります。
婚約指輪に関しては、10万円台~100万円を超えるものまで様々ですが、全国平均購入金額が35万円です。
本物のダイヤモンドを使うことが一般的なのでプロポーズリングよりも高価になることがほとんどです。
ダイヤモンドのカラット数、リングの素材や種類によっても金額が大きく異なるのである程度の予算を決めておくとスムーズです。
納期の違い
プロポーズリングは細かいサイズやデザインで悩む必要がなく、当日~数日で持ち帰れるものがほとんどです。しかし種類によっては納品までに時間がかかるものもありますので、プロポーズしたい日にちが決まっている場合は早めの検討がおすすめです。
婚約指輪の場合、デザイン選び、サイズ調整、刻印入れなどの製作期間が必要となるのですぐに受け取れない場合がほとんどです。
オーダー方法によって納期の差がでますが、既製品なら2週間~1ヶ月、オーダーだと1ヶ月~3ヶ月程が目安になりますので3ヶ月~6ヶ月前にショップへ足を運び、検討し始めると安心です。
プロポーズリングのメリットとして、サプライズでのプロポーズが出来ます。
サプライズで指輪が出てくるシチュエーションは女性にとっては永遠の憧れです。
彼女の好みのデザインやサイズが分からなくても、プロポーズリングがあれば憧れのプロポーズシーンを演出することが可能になります。
ジュエリーショップでまずは彼がプロポーズリングを購入し、後から彼女が実際に気に入ったデザインを選ぶことが出来るので、サプライズでエンゲージリングは欲しいけど、デザインにはこだわりたいという彼女にも喜ばれます。
一緒に指輪を選ぶのもプロポーズ後の楽しみの一つとなりますので、
プロポーズリングには思い出が沢山詰まった、お二人の記念のアイテムになることと思います。