― ふたりらしい指輪を見つけるために ―

結婚指輪は、ふたりが夫婦となる証として欠かせない存在です。けれど「どうして必要なの?」「なぜ左手の薬指につけるの?」と疑問に思う方も少なくありません。ここでは、結婚指輪にまつわる歴史や意味、そして選び方のヒントをお届けします。知ることで、指輪により一層の愛着が生まれるはずです。

 


結婚指輪のはじまり

 

指輪を愛の証として贈り合う習慣は、古代ローマ時代にまでさかのぼります。当時の人々は「指輪の円=永遠に途切れない愛」を象徴と考え、結婚の証として指輪を交換しました。やがてキリスト教の結婚式に取り入れられ、世界中に広がっていったのです。

つまり、私たちが今つけている結婚指輪は、何千年も前から大切に受け継がれてきた愛のシンボル。その長い歴史を知ると、毎日身につける指輪に込められた重みを改めて感じられるのではないでしょうか。

 


 

 

左手薬指に込められた意味

 

「なぜ左手の薬指につけるの?」という疑問に答えると、古代の人々はこの指に心臓へつながる“愛の血管”があると信じていたから。実際には科学的な根拠はありませんが、その想いが今も受け継がれています。

左手薬指は“心に一番近い指”。その場所にふたりの絆を示す指輪をつけることで、永遠の愛を誓う意味が込められているのです。ロマンティックですよね。

 


 

 

結婚指輪に込められた役割

 

結婚指輪は単なる装飾品ではなく、次のような役割があります。

 

  • 夫婦の絆の証いつでも目に入ることで「ふたりで歩んでいく」という気持ちを支えてくれます。
  • 日常を彩る存在シンプルなデザインの中に、自分らしさやふたりらしさを表現できます。
  • 未来への約束結婚式の日の想いを、何年経っても思い出させてくれる特別な存在です。

 

 


 

 

選び方のポイント

 

結婚指輪は毎日身につけるもの。だからこそ「デザインの好み」だけでなく、「ライフスタイルに合っているか」も大切です。

 

  • 着け心地を大切に仕事や家事で長時間つけても違和感がないか確認しましょう。
  • おふたりの好みをすり合わせるペア感を重視するのか、それぞれの個性を尊重するのか、事前に話し合っておくとスムーズです。
  • アフターケアを確認サイズ直しや磨き直しができるかどうかも、長く使う上で大切なポイント。

 

結婚指輪は一度選んで終わりではなく、その後の人生に寄り添い続ける存在だからこそ「安心して任せられるお店」を選ぶことも大事です。

 


 

 

自分たちらしさを大切に

 

近年は「絶対に同じデザインでなくてはならない」という考えにとらわれず、自由な選び方をする方が増えています。

たとえば、シンプルで普段使いしやすいリングをベースにしながら、内側に誕生石やイニシャルを刻む。あるいは、ひとりはゴールド、もうひとりはプラチナを選ぶなど、形や素材に“ふたりだけのこだわり”を込めるのも素敵です。

結婚指輪は「こうでなければならない」という決まりはありません。大切なのは、見るたびにお互いの存在を思い出し、温かい気持ちになれること。その感覚こそが“ふたりらしさ”なのです。

 


 

結びに

 

結婚指輪は、これからの人生にずっと寄り添い続ける宝物です。歴史や意味を知ることで、日々身につける指輪がより大切に感じられるはず。

sundanceでは、ひとつひとつの指輪におふたりの想いを込められるよう、丁寧にご案内しています。長い時間をかけて選ぶことも、直感で出会うことも、すべてがふたりの物語の一部。どうぞ安心して、おふたりらしい結婚指輪を見つけにいらしてください。